インフルエンザQ&A NHKきょうの健康

NHKのきょうの健康で1週間インフルエンザについて特集していました。
インフルエンザはかぜとは違います。インフルエンザはせきやくしゃみなどの飛まつ感染によって流行しやすく、38度以上の高い熱と全身症状が特徴です。重症になることも多く、慎重に対処しなければなりません。
最終日の今日は、インフルエンザQ&Aということで、視聴者からの質問に、医師がこたえるという形でした。
永井さんというお医者さんが回答者でした。
今年はやはりインフルエンザの流行が早く始まりそうだということでした。

Q&Aの、主なところをメモしておきたいと思います。

Q=妊娠5ヶ月でインフルエンザの予防接種を受けてもいいですか?妊婦のインフルエンザ治療薬の服用は問題ありませんか?
A=予防接種は問題なし。アメリカでは、妊娠期間がインフルエンザ流行の時期にかかっている妊婦さんは全員予防接種を打ってくださいという方針を打ちだしているくらいです。日本ではデーターも少ないので、アメリカ並みとは行きませんが、流れとしてはその方向です。主治医と相談して、打つことは可能です。
 治療薬は胎盤を通して胎児の方へ行くことが分かっていますので、胎児に対する安全性が確認されていないお薬ですので、使ってはいけないことになっています。

Q=予防接種は母乳に影響はないですか。
A=全く問題ありません。インフルエンザにかかってしまう方が困ったことになると思われるので、接種を考えた方がいいでしょう。

Q=生後6ヶ月の乳児は、予防接種をすることができますか。
A=6ヶ月未満については、ワクチンの効果や安全性については確認されていません。対象者にも入っていません。6ヶ月を過ぎていれば、受けられます。

Q=呼吸器疾患のためステロイドを服用中ですが、そういうときにはインフルエンザワクチンの効きにくと聞きました。それはなぜですか。
A=ステロイドを飲んでいるということは抵抗力が落ちているので、インフルエンザにかかるとまずいので、インフルエンザワクチン接種をやったほうがいいという対象者に入っています。ステロイド自体が、抗体の作りを押さえてしまうので、健康な方が打ったときよりも効果は落ちるかもしれません。しかし受けていただいたほうがいいと思います。
 リュウマチや膠原病でステロイドを服用している人も同じように考えていいです。

Q=25年前、インフルエンザの予防接種の際、嘔吐や発熱があり、それ以来接種を受けていません。今年は受けたいのですが、大丈夫でしょうか?
A=25年前のワクチンと現在のものは中身は変わってきていると思います。不純物や卵成分を減らしてきているので、その当時と比べて副反応は起こりにくくなっています。ワクチンを打つことは可能といえると思います。ただし、担当の先生とよく相談の上、注意深く観察することが必要です。接種後少なくとも30分は病院にとどまって、異常がないか確かめるなど、慎重に構えておくべきでしょう。

※ワクチン接種で注意が必要な人
・接種してはいけない人
 ・・・発熱している、重い急病、過去にアナフィラキシーショック
・強い卵アレルギーの人
・妊娠中の人・・・医師と相談

Q=母は、糖尿病と腎機能障害があり、3年前にインフルエンザにかかり肺炎を合併して入院しました。以後インフルエンザの予防接種は欠かさず受けています。まだ61歳ですが、肺炎球菌ワクチンを接種したほうがいいでしょうか。
A=肺炎球菌ワクチンを接種すべき人は、インフルエンザワクチンを接種すべき人とかさなってきます。
・65歳以上の健康な方 ・65歳未満であれば、肺や心臓に病気を抱えていらっしゃる方、糖尿病の方、腎機能障害のある方、となります。この場合、うつべき人のグループに入っていますので、ぜひ接種していただきたいと思います。

Q=肺炎球菌ワクチンと、インフルエンザワクチンの接種の間隔はどのくらい空けたらいいですか。
A=日本では6日以上空けることになっています。

Q=4年前、62歳のときに肺炎球菌ワクチンを接種しました。慢性の肺疾患と糖尿病があるためこれからますます肺炎球菌ワクチンが必要になると思います。ところが日本では再接種できないと聞きました。どうしたらいいでしょうか。
A=アメリカではある条件を満たしたとき、再接種が認められています。日本でなぜ認められていないかというと副反応がどんなものが出るのか分からない、日本人のデーターがないということだからです。再接種は必要だと考える専門家が多く、国や関係機関と交渉を続けていて、今後は再接種が認められる方向に行くとは思います。現在は、ワクチンは5年間有効とされているわけですが、そのあと再接種できるようになるかもしれないということです。

Q=インフルエンザ治療薬を予防のために飲むことがあると聞きました。どんな場合なのか教えてください。
A=日本で予防投薬が認められているのは、体に何らかの合併症を持っていてインフルエンザにかかってはまずい人がいる家庭で、その家族のどなたかがインフルエンザにかかったとき、かかってはまずい人を守るためにその方に飲んでいいですよという形で飲むことが認められています。ただしそれは、予防ですの保険が通らない。それよりも、ワクチンを打ってその方を守るとう方向のほうがよろしいかと思います。決して予防薬がワクチンを超えるものではないということです。

Q=去年38度の発熱と関節痛があり近くの病院へ行きました。鼻の粘液でインフルエンザの検査をしましたが、陰性でした。3日後、別の病院で再検査すると今度は陽性でした。インフルエンザにかかっていても陰性と判定されることはあるのでしょうか。また、陰性だと治療薬は処方してもらえないのでしょうか。
A=インフルエンザの感染初期はインフルエンザウイルスがまだそれほど増えていなくて、陰性にでることがあります。そのときにお薬を出すか出さないかということですが、インフルエンザシーズンにインフルエンザ特有の強い症状が出ていれば、臨床的にインフルエンザと診断していいと考えております。判定がマイナスであったからといってお薬を出さないということではなくて、処方する場合があります。その先生とよく相談していただくということになると思います。

Q=新型インフルエンザの対策として、地震対策のようなことが言われるが、本当でしょうか。
A=新型インフルエンザが流行したときにはたくさんの方が倒れるということが考えられます。したがって、ガスや水道などを維持している人たちが倒れてしまうと、こういった事態が起こる可能性があります。もう一つは、はやっている時期はできるだけ人ごみへは行かないようにという方針が打ち出されると思います。外出しないで家で生活できる体制をとっておくことが望ましい、1週間くらい分は備蓄して置いてくださいということが呼びかけられています。

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